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一歩ずつ前に進むブログ

【雑】 しごとにワクワクしなくなった僕へ

仕事にワクワクしていた時期が確かにある。

今はない。

テクノロジーは面白いのに仕事は面白くない。

転職を何度かしてきた人ならわかるかもしれない。あの"ボーナスタイム"のような、青春のようなきらきらした瞬間をできれば続けたいと思っている。

いつから"それ"は消えるのだろう。酒を呷りながら考えていた。

本当にワクワクしていたのは果たして仕事だったのか

自己実現だったかもしれない。と、ふとそこに行き着く。

描いたちょっと先の未来にいる自分に対する期待をイメージできているとき、目の前のやるべきことは楽しくなる。

確かに転職したばかりの頃はそれが見えていた。

期待値を提示されてオファーをもらっているので、その期待に沿うような自分をイメージする。 イメージできたからオファーを承諾したとも言い換えられる。

それが数ヶ月、あるいは年単位で期待値が薄まる。自分に応えたことで消えたり、あるいは期待に応えられなかったりして変化が訪れる。

そうして持っていたイメージが消滅し、あの日みていたワクワクも消えている。

ワクワクしていたのは仕事ではないかもしれない。仕事は単なる過程だ。仕事自体が目的であることはほとんどない。

何かに期待しなくなっている心情が滲んでいる

会社にも自分にも、未来にも無感情になっている。

会社に何か期待する必要はない。してもほとんど意味がないことはやっても無駄なので、おそらく初めからしていない。これは現職に限らずこれまでもそうだった。

期待しなくなった矛先は自分。いつのまにか自分に期待しなくなっている。

酒を飲み続けて臓器に異変が発生しても、この先に起こる未来に興味が持てないから改善する気が起きない。長生きした先に待っている自分に期待するのをやめている。

仕事にワクワクしなくなった。という感情から行き着いた結論にしては飛躍しすぎかもしれないが、根源的に自己実現はヒトに存在する欲求なのでまちがっているとも考えにくい。

この状態に陥ったらまずやること

「どんな自分になっていたらいいのか」をもう一度見直してみる。

たいてい転職前後のような環境が変わる頃合いに自然と思い描いているアレ。何らかの理想とギャップがあって環境を変える転職が一番わかりやすい。

転職するときの僕はその時点で強い理想を持っている。

理想を共有するべきかもしれない

この話の出発点は仕事にワクワクしなくなった所なので、最後は仕事にワクワクできるようにしておきたい。

ここでいう理想は、僕のではなく仕事上にある理想(つまり組織が持つ実現すべきもの)だ。僕の理想はその延長線上に載せる。

転職時にオファーをもらったとき、そういえばお互いに「こうしたいんだよね」「わかります、したいですね」「やりましょう」「いいですね」なんてやり取りがある。理想を共有して合意している。同じ方向を向いている。

基本的に斜に構えている人間でもこの時ばかりは理想を描いている。

冒頭でも書いたが合意できなければ辞退している。それをもう一度、上長なりメンバーなりとやってみればいい。

日々のタスクで単にその時間が減っているだけだったなら、この問題はあっという間に解消できる。