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「2ヶ月かかるDBアップグレード検証を最大2週間に短縮した件」について初の自社カンファレンス"Money Forward Tech Day 2024" で話します

あまり所属会社の話はしませんが、登壇が絡むのでお知らせです。

techday.moneyforward-dev.jp

企業カンファレンスとは

これまで企業カンファレンスには参加したことがなかったので、私と同じようにそういう人は割といるのではないかと思います。

言語のような特定のテーマのカンファレンスではなく、その企業に所属するエンジニアが企業内でプロポーザルを提出し、採択された人が登壇します。 よって、テーマは非常に幅広く取り扱われるのが特徴的でしょう。

特にその企業で採用されている技術や雰囲気、風土が知れるため内定者や応募先の候補、あるいは業界や採用技術が近い人にとっては良い機会となるでしょう。

参加登録はこちらから可能です!

moneyforward.connpass.com

「2ヶ月かかるDBアップグレード検証を最大2週間に短縮した自作Go製CLIツール「Platinum」を紹介する」どんな話?

泥臭い作業をソフトウェアで真っ向から解決した話です。

互換性チェックやパフォーマンス検証は、それ自体も非常に重い作業ですが、実際はその環境を用意する工数や実行環境と整備にも作業コストがかかるものです。

これらの一連の作業は、繰り返し実行されるものであり、まさしくToilと言われるものでした。

アップグレードの検証内容は、プロダクトが求められる可用性やサービス規模によって異なるでしょう。私たちは、pt-upgradeというツールを用いて本番データベースを利用した互換性チェックとパフォーマンスチェックが必要でした。この検証環境を用意する上で、本番環境の制約やデータ取り扱い制約など安全に検証するための障壁があり、タイトルの通り長い時間かかかってしまいました。

私たちがこれを解決するために、SREのSREによるSREのためのCLIを製作したというのが主題です。

本セッションでは、このような課題が生まれた背景や求められている可用性を維持するために実施した検証要素、そしてどのようなCLIを開発したのかについてご紹介します。