すっかり2021年になってしまったが、かんたんにでもいいから記録を残しておかねば。
総括すると
- 社に機能するSREチームが生まれた
- アプリケーション開発に挑戦した
- 副業を始めた(執筆以外で)
- 本の出版準備をした
一年だった。
そして今までで一番余裕がなかった。
毎年アドベントカレンダーを一つ以上書いていたが、今年はアドベントカレンダーを読む余裕すらなかった。
やりたいこととやるべきことが常に締切と隣り合わせになっていた。 その結果、明確な締め切りが存在しない本の出版関連へリソースを割けなくなり、悔しさと罪悪感で苦しかった。
SREチームが機能し始めた
これは2020年の前半戦、5月くらいまでの話。
ブログにしてあるので、これはあんまり触れない。
アプリケーション開発に挑戦した
この挑戦は個人的に大きな変化だった。
僕のITキャリアは社会人からのスタートで、(言い訳みたいで微妙だが)所謂文系IT未経験と言われるやつだった。
そこからインフラエンジニア採用されたので、プログラミングを用いた開発は全く経験がなく、なんならプログラミングへの苦手意識が強すぎてここ数年「できねえできねえ」と頭を抱えていた。
そこから地道にインプットなりして、サポートがあればなんとかなる状況まで向上したのが今年だった。 上のスライドが2019年のことなので、人間しつこく取り組めばある程度はできるようになるとわかった。
ただSREの業務を継続しつつ、この挑戦は中々ハードだった。
今年ふりかえりが億劫だったのは、1年間で出会った情報量が多くて何が今年の話だったのかわからなくなっていたからだった。
一年が長すぎる。30歳を目前にしてこの時間感覚は貴重である。 ただし、ふりかえることもできないような時間の過ごし方は反省点。2021年に活かそうではないか。
副業をはじめた
コロナの影響で生活に影響が出た。 減りゆく収入を食い止めるため、自分の知見を広げるため。
偶然にもいい出会いがあったので、よい経験だった。
本の出版準備をした
同人誌は頑張って一冊つくった。
それとは別に、出版社を通したものが2件ある。 一件は無事2021年1月に販売予定。
しかしもう一件はどうしても手が回らなかった。2020年内に脱稿したかったが、できなかった。
こうやって、今年は「できなかった」ことばかりが頭をチラつき、精神衛生上よくない。
ITエンジニアをしながら本を書くムーブはあちこちで発生していて、もはや当たり前の活動みたいになっていてすごい。 一体どうやって時間を捻出するんだ。
できたこと、経験したことも考える
できなかったことはたくさんある。それはつらい。 だけど、できるようになったこと・経験したことはそれ以上にあったはずだった。
思い出してみる。
- 「SRE」を一から考えた
- プロダクションコードが読める
- プロダクションコードに変更を加えられる
- リファクタリングをやってみる
- クラス設計をやってみる
- 技術選定をやってみる
この箇条書きの中に、見えない無数の経験値が詰まっている。
読んだ本
本も何冊か読んだ。IT関連だと、以下のもの。
達人プログラマーは最新版を買った。
本の執筆関連、プライベートだと以下のもの。 思ったより読めてない……と思うのはよくないな。読んだ事実を認めよう。
感想
できなかったことばかりに目が行き過ぎて、気持ちが沈んだ。
おかげでブログもなんだか簡素だ。2019年版と比べるとはっきり見て取れる。 でも無理に書き込まず、今年はそういう一年だった、とわかるようにするのも面白い。
2020年はできていることもあったんだけど、自分が想定するラインに届いてないことが多すぎてつらかった。 なるべく目標や超えたいラインを自分でつくってあげて、定期的にふりかえるようにしようと思う。
この記事をただのドキュメントに留めずわざわざWebで公開しようと思ったのは、 公開しておけば読み返す確率が増すことと、同じような人が読んでくれることを考えてである。
昨年お世話になった方々、ご指導いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
誰しもうまくいかない時期があると思うけれど、諦めの悪い性格なので、2021年もしつこく取り組んでいこうと思う。