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一歩ずつ前に進むブログ

Web系企業からSaaSスタートアップに入社した理由と何ができるのかエントリ

この記事は 祭り化 Advent Calendar 2019 1日目の記事

Hello Advent Calendar!

入社して1年7ヶ月くらい経っていたので、そもそもなんで今の会社に入ることにしたのか。
そして何をやってきたのか。
などをこの機会に整理しておこうと思う。

スタートアップやベンチャーへの転職を考えてる人や、単純に僕がいる会社がどんなところなのか知りたい人の参考になれば幸いである。

この記事でわかること

  • マツリカという会社について
  • スタートアップに入社する人間の動機
  • 「何もない状態です。一緒に作っていきましょう」な組織でできること
  • そんな組織に1年以上もいると何が起きるのか

マツリカについて

世界を祭り化するのだ…

それが

ミッション

どんな会社?

「世界を祭り化する」

世界中の人が人生で最高に輝く瞬間を、常に"今"にアップデート出来れば、どんなに素晴らしい世界になるでしょうか。 人のエネルギーで満ち溢れた世界を作りたい。そう願い、私たちは「世界を祭り化する」というミッションを掲げています。

mazrica.com

人々を祭り化*1させることをミッションとして、プロダクト開発を行っている。

まずは営業職の祭り化を目指しSFA(セールスフォースオートメーション)のSensesと、AIメールアシスタントNotiaの開発をしている。

祭り化 ≠ お祭り

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祭り化とは。

人間のエネルギーで満ち溢れた状態

を祭り化と指しているのであって、お祭りではない。
少なくとも、神輿を担ぐムーブとかはない。

「人がなにかに夢中になれている状態」である。

アスリートに言わせればおそらく「あの瞬間、ゾーンに入っていたんです」だし、"このすばめぐみん"に言わせれば「1日1エクスプロージョン」とかだと思う*2

僕の祭り化原体験は「技術同人誌をつくったとき、寝食を忘れても気にならなかった。とにかくそれだけしか見えなくなっていった」というものがある。
人は少なからず好きなものだったり夢中になれるものがある。そういうときはきっと幸せを感じているし、エネルギーに満ちている。

「そういう人を増やしたい、自分もそうでありたい」という人がマツリカという会社には多く在籍していると思う。

「業務効率はその人が本当にやるべき仕事に集中させることができる」それが祭り化への一歩

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営業expo出展ブース

これは、最近入社したエンジニア氏が言っていたことだ。
とてもわかる…という気持ちになったので僕なりに解釈して紹介する。


業務効率化と「祭り化」の関係

・業務効率化が雑多な仕事を減らす
・本来やるべき価値ある仕事に集中できる。それが「祭り化」している状態
・それはITエンジニアがこれまでやってきたことだった
・その文化を営業職にも導入することで営業を「祭り化」する

近年、開発者はあらゆる効率化ツールや素晴らしいサービス、OSSが生まれていることで開発はより楽しく、より生産的になっている。
結果としてより凡雑な作業よりも価値のあることに集中できるようになっていると思う。

より価値のあることとは、開発者が本来やりたいことである。

クラウドサービスがインフラを提供し、ビルドもデプロイもしてくれる理由はなんだ?開発者はインフラを作りたいんじゃなくて元々はサービスをつくりたかったはずだ。 データセンターをこしらえる必要もない。開発者はより速く本来の仕事ができる。

IT技術を使って、人を本来の仕事に集中させる。

人間のエネルギーで満ち溢れた状態

とはまさに、本来やるべきことだけに集中できているときのことを言うのではないか。「祭り化」とは、僕はそのことを指すと思っている。

これを営業職に適用しようとしているのが、マツリカの現在のプロダクトである。

営業職はまだまだIT化が遅れている職種であると言われている。案件管理や顧客管理をすること自体が目的になっていたり、そもそも管理すらしていないか口頭でマネージャーに報告しているケースもある。
そして、おそらく現場ごとに無限に課題がある。

現場の人が本来の仕事(価値)に集中したい、してもらいたいと願うのは我々ITエンジニアが自然とやってきた文化を、営業職にも導入しようという試みなのである。

スタートアップに入社した動機

きっかけは前職から転職しようと思っていた理由に遡る。
上から順番に優先順位が高かった。下に行けば行くほど、あったら嬉しいくらいの気持ち。

転職先に求めたこと

・ キャリアを幅を広げたい
・ 自分の得意な活動がダイレクトに貢献になる、かつ評価してくれる場所が良い
・ 自由に働きたい(パラレルキャリア、社名を出す、とやかく言われないなど)
・ 年収はあげていきたい
・ 社員が自社のプロダクトに愛着を持っている人と働きたい
・ より社会的に意味があるプロダクトであり、スケールの可能性を秘めている

大体全部がつながっていて、自分の基準は「関わっているサービスに対してどんな角度からも関われる場所がいい」だった。

本職はインフラエンジニアなので、インフラから関わるにしてもアプリケーションのことに首を突っ込んではいけないわけではないし、外部で登壇して広報してもいい。みたいな世界観が良かった。

僕はブログや登壇、SNSが得意だったので「その活動すらも会社の貢献になる」というのが望ましかった。

それを実現しやすかったのが、僕にとってマツリカというスタートアップだったというわけである。

「何もない状態です。一緒に作っていきましょう」な組織でできること

実際に叶ったこと

・インフラ以外の業務も関わることができた
・自身の得意分野であるブログ、登壇、SNSで会社知名度向上につながった
・リモート、フルフレックスなので基本自由。社名も隠さず活動できる
・年収は結果的にだいぶ増えた
・メンバーが本気でSensesが営業活動を変えると信じている
・営業のない会社は少ない。社会的意義も見える

入社したときマツリカは「最近ようやくサービスとして認知されてきたところです」みたいな状態で、社員としても僕は18人目だったと聞いている。

制度もないしチームというものもないし、一緒つくる感じですというのは分かっていた。 そのカオス度が増せば増すほど、僕は自分の自由さを遺憾なく発揮できると思っていた。

こうしてねと言われるより「これ絶対いいと思ったんでやっちゃいました」って事後報告の方が向いていた。

そんな状態もあって、僕が社内で始めたりした(はず)ことは以下のもの。ほとんど許可を取らずに始められるものだった。

ある種、本業とは無関係のことで色んなことを始めていった。
会社で何かを始めること自体がいつしか日常になって、当たり前になっていく変化はとても楽しかった。

wantedlyフィードに自分たちの生態を掲載する

特にエンジニアの生態を中心に、自分目線で表現した。読んだ人が、実際に入社を決めてくれたしている。

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書き続けていると不思議なもので、他の人も自然と書いてくれたりし始める。
誰かが巻き込まれ始めるムーブが僕としては一番うれしい瞬間であった。

podcast配信

マツリカfmという名前でPodcastの配信も始めた。

最初は誰もいなかったのでひとり壁に向かって話すところから始まり、今やMCが増え、ゲストも来てくださる。
なおこのPodcastでマツリカを知り、マツリカに応募し、マツリカに入社を果たしたエンジニアがいるのでPodcastもバカにできない。

採用コンテンツとして、実際の「声」を届けられるので配信が好きな方はぜひ。

soundcloud.com

月の締め会で名札を使う

毎月オフィスで飲み会のようなことしている(任意参加)。 この会は社員でなくても参加することが可能で、内定者なのか候補者なのか入社したばかりの人なのか区別できない。

しかも、2019年になって爆発的に採用人数が増えたことによってその区別がより複雑化した。

元々僕はエンジニア界隈のイベント懇親会を開くこともあったし参加することもあったので、その知見を使って名札を用意した。

カジュアルにテック系の登壇して名乗る

カジュアルに、というのは登壇依頼があって大きなイベントに登壇するだけでなく、自分から登壇しに行くというものである。
ときには先輩を引き連れて登壇してもらったりもした。つよい人がつよい発信をするのが一番である。

※別口で、僕はAWS Summitの機会をもらったりした。ありがたい。

Advent calendar(部署無関係)

このAdvent Calendarがまさにその取組。

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エンジニアだけでなく、営業、広報、コーポレートと各部署から1人は参加してくれた。
強制力がないのにこれほどnoteを始めたり、発信しようとする人が多い組織は僕も初めて見る。

技術書典応募(部署無関係)

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技術書典をきっかけに知り合った人をリファラルし、その人がさらにリファラルしたことで、現在技術書典に常時参加する人が3名になった。

これを機に、さらに深いアウトプット現象を起こせるのでは?と思って始めた。なおこのブログを書いている時点ではまだ当落が発表されていない。

これもエンジニアだけではなく、営業職など職種に限らず参加を表明してくれている。
短いコラムでも参加可能だし、いつもやっていることが誰かにとって価値ある情報だったりするのでやらない手はない!

1年7ヶ月が経過した今

入社したことで得たもの(簡易)

・やりたいことは言う。そのまま任せてくれる経験
・苦手だったプログラミングもちょっとずつ扱えるようになってきた
・技術的観点での意見が持てるようになってきた
・通勤が減り満員電車による疲弊が減って健康になった
・人数が少ないところから爆発的に増える瞬間に立ち会えた
・ものすごい速度で変化する組織というものを見れた
・”自社が資金調達する”とはどういうことかを知った

あと2ヶ月で、実は僕は自身の「同一企業在籍期間史上最長記録」に並ぶ。
新卒の会社を1年9ヶ月で辞めてから、前職も1年2ヶ月の在籍(良い言い方をすればジョブホッパー的な…)。

↑の書き方*3だと本業何もしてなさそう…みたいな感じだが、エンジニアとしてのスキル向上をしている(はず)。
入社時点で何も整っていない組織に入れば、当然色々な技術の選定に立ち会えたりする。経験がほしいとか、自分のちからを試したいという人はこうした組織に入るのもありかもしれない。

今はKubernetesへのリプレースが主なプロジェクトであるけれど、この1年7ヶ月を通してアプリケーションやCI/CD、その他プログラミングへの知識も向上した。
技術の細かい話は別途書いてる技術ブログを見たらいいと思うので、ここでは割愛する。


激しい変化をしながら、まるで「先月とは別の会社のようだ」と言いながらプロダクト開発をするのはとても刺激的だと思う。
それが良いときも悪いときもあるが、その不確実性を楽しむことこそが醍醐味に近い。

スキルやQoLの向上をしながら、今日もスタートアップを楽しむ。

まとめ

僕は、僕が最も価値を出せそうな場所を選んだ時、スタートアップのような形態(役割が曖昧でなんでもやっていいような場所)が一番良いと思っていた。

同じように、これを読んでいる方がもし転職を考えているなら「自分が最も価値を出せる働き方ができる場所」を探してほしいと思う。

それがもし「マツリカだ!」と思った人は、僕にご一報して頂ければと思う(リプとかDMとか)。

twitter.com

こんな人はマツリカと相性がいい

・「祭り化」の原体験がある
・自分にはやりたいことがある。そして気づいたらやってしまう
・過程より成果で見てほしい
・自由は与えられるものではなく取りに行くものだと思っている
・なんでも自分ごとにしてしまう
・変化が好き

ではこれにて1日目を終える。明日は"北山淳也"!

twitter.com

adventar.org

*1:後述

*2:しらんけど

*3:あくまでひとりで決めて開始したものにした