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redashとAnalyticsを連携する

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redashのデータソースにGoogleAnalyticsを登録することができる。

その登録するまでにGoogle側でJSON Key Fileが必要なのだが、この作業手順を探すのに手間取った。

手順

  1. Analytics APIの有効化
  2. サービスアカウント作成に従って作成する
  3. プロジェクトを作成する
  4. 認証情報を作成
  5. 鍵のダウンロード
  6. サービスアカウントIDをを確認する
  7. Analyticsページにてサービスアカウントに権限を付与する
  8. redashデータソースに登録する

Analytics APIの有効化

google APIsのページでダッシュボードを開くと、「APIとサービスの有効化」があるので、クリック。

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検索窓に「Analytics」と入れると、「Google Analytics Reporting API」があるのでこれを有効化にしておく。

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サービスアカウント作成

認証情報を作成

「認証情報」タブをクリックする(あるいはデフォルトでこのページに飛ぶかも)。

「プロジェクトを作成」にして、「続行」をクリック。

 

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次にいよいよ「認証情報の作成」する。

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「サービスアカウントキー」を選択する。

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サービス名はわかりやすく「redash」に設定。

役割は「オーナー」にしておいた。

また、ファイル形式はJSONで。

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鍵のダウンロード

設定して続行すると、自動で鍵がダウンロードされる。

この鍵は当然なくさず、漏らさずに保管する(S3にした)。

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サービスアカウントを確認する

作成したサービスアカウントを確認したい場合は「サービスアカウントの管理」をクリックする。

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ここで確認したサービスアカウントIDをAnalyticsページで使用するのでコピーしておく。

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Analyticsページにてサービスアカウントに権限を付与する

Analyticsページを開いて、歯車ボタンをクリック。

さらに、「ユーザ管理」をクリックする。

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「権限を付与するユーザー」にさきほどのサービスアカウントIDを入力。

「表示と分析」にして「追加」をクリック。

この設定をしないとredashとの連携時に「Google Analyticsのアカウントがないよ」と怒られるので注意。↓↓

User does not have any Google Analytics account.        

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redashデータソースに登録する

redash側にてデータソースを追加する。

  • Typeを「Google Analytics」
  • Nameは適当に
  • JSON Key Fileにダウンロードしたファイル

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テストしてSuccessが出れば連携完了!

感想

JSON Key Fileってどうやって取るの!と割と迷った。

GCPを本格的に使ってないので手間取った感がある。

次はGoogle スプレッドシートとの連携を書く!

参考

https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/core/v4/authorization#service_accounts